花とIT
具体的な例を挙げると、1970年代には既に、オランダ政府の後押しにより、世界初のコンピュータ制御による温室内での蘭の育成・環境管理を行っています。温室内の気温を一定に保ち、定期的に水分を与え、日照時間を正確に管理する花の総合自動装置は、当時はかなり画期的な管理法と言われたそうです。 現在に至るまでその管理法は、改良を重ねながら用いられていますが、生花の販売・流通もそれらが発揮されています。その生花中央市場「フローラ・ホランド」では、花の競売から運送まで全てがシステム化された生花の競り市場となっており、約4700人が働いています。オランダ国内だけではなく、ヨーロッパ、アジア、アフリカ、南米等の世界各国から輸入された花がここに集まり競りにかけられて卸業者の手に渡るのですが、その競りもITで実に快適に行えるのです。